美肌の湯

お肌がよろこぶ「つべつべ美肌湯」

宇奈月温泉のお湯は無色透明の弱アルカリ性単純泉。昔からお肌にやさしい「美肌の湯」と言われてきましたが、富山国際大学の本多宗高先生の分析で、美肌の湯としての条件がそろう優れた泉質であることが科学的に証明されました。

宇奈月温泉は、お肌へのうれしい4つのごほうびがそろった「つべつべ美肌湯」です。【源泉名】宇奈月温泉 【泉質】アルカリ性単純泉 【温泉湧出地の泉温】87.8℃

  

電源開発の歴史とともに開かれた温泉地

現在の宇奈月温泉は、かつては桃の樹林が広がる無人の台地でした。黒部川の電源開発が始まった大正時代、この地に一大温泉地を開こうという計画も進められました。そして、幾多の苦労を重ねて大正12年、ようやく黒部川の7キロ上流にある黒薙から温泉を引くことに成功したのです。

宇治の月、奈良の月より、宇奈月の月

電源開発の功労者である山岡順太郎と山田胖の二人は、ある夜、お湯につかりながら、生まれたばかりのこの温泉にどんな名前をつけようかと相談していました。ちょうどその夜は月が美しく、宇治や奈良とならぶ名月の地にしようとの思いをこめて、元々あった「うなづき」の地名に「宇奈月」の文字をあてることにしたのです。

湖畔の湯「とちの湯」

宇奈月温泉街から車で約10分、「宇奈月湖」のほとりにある温泉入浴施設。湖に面した露天風呂からは、木々の緑を映した静かな湖面や遠く近くの山々、そしてトロッコ電車が峡谷を走るすがたを眺められます。泉質は宇奈月温泉と同じアルカリ性単純泉。■入浴料500円 ■営業:10:00〜17:30(12月中旬〜4月旬は休業します)

足湯「おもかげ」

宇奈月公園の一角にある足湯「おもかげ」は、あずまやの下で自然の息吹もたっぷり味わえる施設。足元には黒部川の急流に洗われた自然石を使用しています(無料/6:00〜22:00/屋外・屋根付き)

宇奈月温泉総湯
”湯めどころ宇奈月”

宇奈月温泉総湯

温泉街の新しいシンボル施設“湯めどころ宇奈月”。地上4階の施設には共同浴場や観光案内所が入り、宇奈月温泉のおもてなしの拠点となっています。

宇奈月温泉っていつからあるの?

大正生まれの由緒正しい温泉です

現在の宇奈月温泉の地は、かつては「桃原」と呼ばれた無人の台地でした。大正時代になって黒部川の電源開発が始まったとき、この地に黒薙温泉からお湯を引き、温泉を開こうとする計画も進められました。その後何度かの失敗を重ね、大正12年にようやく熱い湯を引くことに成功。宇奈月温泉が誕生しました。平成15年には開湯80周年を迎え、今日に至ります。

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宇奈月温泉のお湯は何がウリ?

日本一透明度の高い温泉です

宇奈月温泉の泉質は、無色透明のアルカリ性単純泉です。水の清らかな黒部川と同じく、透明度は日本一を誇ります。源泉の温度は約88度。よく温まることからリウマチや運動器障害、神経症などによく効くとされています。1日に3000トンもの豊富な湯量も自慢です。

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宇奈月温泉の源泉はどこにあるの?

黒部川上流にある「黒薙」から、約88度の温泉を引いています

黒部川上流の黒薙より、約7.5キロの引湯管によりお湯を引いています。源泉で約87.8度の温泉は、宇奈月温泉で60〜63度となります。

温泉は「掛け流し」なんですか?

湯量は豊富ですが、完全な「掛け流し」は一部の施設となります。

ほとんどの施設にて、衛生上、循環ろ過装置を使用しお湯をご提供しております。また、60度前後と高温であり、入浴に適した温度に下げる為、冷却装置を使用したり、加水をしてご提供を行う施設もありますが、効能等が下がることはございません。詳しくはお宿等に直接お問合せください。

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日帰りで楽しめる温泉はありますか?

旅館の日帰り入浴や市営入浴施設がおすすめです

ほとんどの宿泊施設で、日帰り入浴プランをご用意しております。入浴のみ、ランチ・休憩付の日帰り入浴プラン等のご用意があります。(御食事付の日帰りをご予定の場合は、事前に旅館等にご予約をお入れください。)また、気軽に温泉を楽しめる施設として、市営入浴施設「温泉会館」や「とちの湯」もございます。また、最近話題の「足湯」が2箇所ございます。無料でお楽しみいただけますので是非ご利用ください。

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朝早くから入浴や休憩・食事ができる施設は?

現在のところ、一部のお宿が入浴のみご利用できます。

朝早くから入浴できるお宿としてフィール宇奈月で、午前6時から午前9時までの入浴ができます。市営の温泉会館は午前8時から営業(月曜日定休・冬期間は午前9時より)その他のお宿では朝の入浴はできません。また休憩できる施設のご用意がなく、御食事できるところにつきましても、午前8時30分より営業となります。コンビニは午前7時から営業しております。また、お昼の日帰りについては、各旅館・宿泊施設にてご案内できるかと思いますので、各お宿にご相談ください。

❶まずはかけ湯から

入浴法0

温泉の温度に体を慣らします。足から腰、指先から肩と、胸から遠い順、最後に頭(脳貧血を防ぎます)。

❷体を慣らす半身浴

入浴法1

いきなり全身で入浴する前に半身浴で体を慣らしましょう。半身浴はおへその高さが目安です。

❸たっぷりの泡で洗う

入浴法2

体が温まると古い角質がやわらかくなります。毛穴も開いて汚れが取れやすくなります。強くこすらず、たっぷりの泡で洗いましょう。

❹鼻の頭が汗ばむ程度

入浴法3

入浴時間は、おでこや鼻の頭が汗ばむ程度が目安。汗が多く流れ出たり、動悸がするほどの長湯は控えましょう。

❺浴後はシャワーを浴びないで

入浴法4

泉質にもよりますが、せっかくの薬効成分もシャワーで洗い流してしまっては効果が薄れます。体を拭くのも水滴を拭う程度にしましょう。

❻水分補給を忘れずに

入浴法5

発汗により体内の水分は少なくなっています。お水やスポーツドリンクなどで体をうるおしましょう。

❼ゆっくり休む

入浴法6

入浴中はエネルギーが消費されます。また、血圧も変動しますから、体調が安定するまで少し休息を。体と髪を乾かして湯冷めをしないようにしましょう。

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宇奈月流温泉の入り方

「宇奈月流温泉の入り方」は、ご家庭でのご入浴の際にも活用いただけます。PDFをプリントアウトしてお使いください。

宇奈月温泉の歴史

宇奈月温泉有史以前

黒部峡谷には、藩政時代(1600年代)から多くの温泉(たとえば鐘釣温泉、黒薙温泉、祖母谷温泉)などがあることは知られていました。しかしこれらは人跡未踏の原始林に囲まれ、道らしい道もなく、森林を見まわる一部の役人だけにしか知られていなかったのです。やがて大正中期以降、黒部川の電源開発が進められるようになって、それらの関係者によって利用されはじめました。これがきっかけとなって、宇奈月温泉の歴史の一頁が開かれたのです。

大正12年(1923年)

大正12年頃の宇奈月温泉

●黒部鉄道(現在の富山地方鉄道)が宇奈月まで開通。
●宇奈月温泉引湯線完成。
大正10年頃、「むき出しの木樋ではなく水圧のかかる竹筒のようなもので引けば湯温の低下を防げるのでは?」との考えのもと、細い木管を利用してこの年の11月に敷設を終了。11月下旬のある日黒薙の湯元のバルブが開かれました。おおよそ一時間ほどして、チョロチョロと出てきたのは水…。しかし、数時間後には管から熱湯がほとばしり、皆がはしゃぎまわったといわれています。

昭和2年(1927年)

黒部鉄道(現在の地鉄)宇奈月駅と電車

●宇奈月スキー場が開かれる。

昭和9年(1934年)

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●黒部峡谷も中部山岳国立公園に指定。

昭和10年(1935年)

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●大審院が、土地所有者による引湯管(木管)の撤去請求は権利濫用であるとの判決を下す。これがいわゆる「宇奈月温泉木管事件」判決で、権利の濫用についての日本で初めての判例として知られています。現在、事件の現場には記念の碑が建てられています。

昭和21年(1946年)

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●全戸全焼(宇奈月大火)
戦争などの大きな社会変化の中にも、この年には350余戸の旅館と商店などが建ち並び今後の発展が期待されるには十分な条件が揃いはじめていました。ところが不幸にも5月21日、共同浴場前の飛鳥組作業場付近から出火、折からの春の陽気と5mの西風にあおられ、たちまち火は勢いを強め、平和な温泉郷は猛火に包まれました。わずか3時間余りのうちに全戸数349戸の殆どが焼失。村民は失望のどん底に落ち込みましたが日本発送電株式会社黒部川支社長小川高見氏が、当時としては巨額の1千万円を復興費として準備。また当時の徳宣村長は村有林の払い下げなどの処理を臨機応変にとるなど、復興に全力が注がれ、再建の槌音が響き始めました。

昭和28年(1953年)

●宇奈月−欅平間20kmの鉄道営業が開始。

昭和31年(1956年)

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●7月、黒部川第四発電所の建設に着手。

昭和33年(1958年)

●黒四建設工事における最大の難関であった破砕帯を突破し黒四発電所大町ルートが貫通。黒部ダムならびに発電所の建設が急ピッチに進行。

昭和38年(1963年)

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●黒部川第四発電所(当時の出力252,000KW)が竣工。そのなみはずれた工事の困難さとスケールの大きさは世界的に有名です。
●宇奈月公園に昭和天皇陛下の歌碑できる。
昭和33年に昭和天皇皇后陛下が御来遊になり御製を次のように残されました。
「紅に染め始めたる山あひを 流るる水の清くもあるかな」
これを永く記念し、お歌碑を宇奈月公園内に建立し開湯40周年の記念事業としました。

昭和39年(1964年)

●温泉会館できる。
地区住民の公衆浴場と町民の憩いの場として建設。

昭和42年(1967年)

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●想影橋できる。
宇奈月温泉街対岸の発展策として、鉄筋コンクリートのアーチ橋できる。黒部川本流にかかる橋で温泉街及び連山を背景とする景勝地です。

昭和43年(1968年)

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●欅平駅舎できる。

昭和44年(1969年)

●第20回全国植樹際、昭和天皇皇后両陛下ご来町。両陛下宇奈月温泉にご一泊。

昭和46年(1971年)

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●立山黒部アルペンルート開通。

昭和48年(1973年)

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●宇奈月温泉駅前広場に温泉噴水できる。
駅に降りたった旅客に温泉気分を味わっていただこうと駅前に黒薙の源泉から送湯されてきたばかりの温泉を噴出させています。これは当温泉の湯量の豊富さをシンボライズするものです。
●黒部峡谷鉄道宇奈月温泉駅舎竣工。

昭和54年(1979年)

●宇奈月温泉測定所より黒薙泉源間6,710m全線に亘る引湯管合成パイプ化完成。

昭和57年(1982年)

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●富山地方鉄道宇奈月温泉駅舎竣工。
●平和の像完成。
黒部川の永劫の安らぎと社会の安泰を願って音沢出身の彫刻家、佐々木大樹先生の制作による大観世音像の原型をもとに、スキー場の最上に製作されました。ブロンズ像の高さ12,7m、台座7,4m、土台1,7m、全長21,8m。

昭和58年(1983年)

●建設省宇奈月ダム着工。
●宇奈月薬師寺(桃原山薬師寺)の霊泉堂を建立し黒部観光開発(株)、黒部ライオンズクラブ、宇奈月温泉旅館協同組合、宇奈月自治振興会の奉賛により霊泉堂に宇奈月温泉を引湯して「お湯掛け薬師」として供養されています。

昭和61年(1986年)

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●ブロンズ像のある街づくりとして平和の像を中心に、温泉街に18体のブロンズ像が設置されました。(11月)

平成4年(1992年)

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●黒部峡谷鉄道宇奈月駅舎が完成。
●越中おわら宇奈月編開催。全国的に有名な「おわら」を、宇奈月温泉で満喫できるイベントが温泉街で始まりました。(8月)

平成5年(1993年)

●想影展望台完成。(3月)
●うなづき友学館開館。(4月)
●宇奈月国際会館「セレネ」・セレネ美術館、完成。(8月)
文化と浪漫の香り漂わせた大自然の息吹を取り込んだユニークな設計。国際会議をはじめあらゆるイベントに対応できる最新のシステムを持つコンベンションホール。また2階のセレネ美術館では、常時展示と特別展示を開催しています。
●新柳河原発電所完成(11月)

平成8年(1996年)

●宇奈月麦酒館完成。(11月)

平成13年(2001年)

●宇奈月ダム竣工。(10月)
ダム建設にともない黒部峡谷鉄道が一部ルート変更、旧山彦橋、トンネルの一部を遊歩道として活用

平成14年(2002年)

●尾の沼体験交流施設「とちの湯」完成。(4月)

平成15年(2003年)

●宇奈月温泉初の足湯「おもかげ」竣工。(7月)

平成16年(2004年)

●温泉街に無料休憩所「いっぷく処」オープン。(5月)

平成17年(2005年)

●無料休憩所「いっぷく処」内に足湯「いっぷく」オープン。(4月)

平成21年(2009年)

●第1回SPAマラソンinうなづき開催。(12月)

平成22年(2010年)

●電気自動車、電動アシスト自転車のレンタル開始。
●第1回湯の街ふれあい音楽祭モーツアルト@宇奈月開催。(9月)

平成24年(2012年)

●黒部川電気記念館リニューアルオープン。(3月)

平成25年(2013年)

●欅平ビジターセンターリニューアルオープン。(3月)
●平成27年春開業予定の北陸新幹線の駅名が「黒部宇奈月温泉駅」に決定。(9月)